古代からの歴史をもつ山陰地方の名湯・玉造温泉の温泉街の高台に鎮座するのが玉作湯神社です。各地の温泉場に温泉神社というのをよく見かけます。この神社がある玉造は出雲国風土紀に「・・・川辺に出湯あり、出湯の在る所、海陸に亘り男女老少、或は道路に絡繹り、或は砂洲に郡集いて市を成し、繽紛燕会。一濯すれば形容端正、再濯すれば万病ことごとく除く。古より今に至るまで験を得ざることなし。故に俗人神湯といえり。」と書かれています。
花仙山は、大昔に安山岩の溶岩が噴出し熱水を起源として碧玉と瑪瑙が安山岩中に脈状にできました。特に碧玉の質は高く、出雲石と呼ばれるようになったそうです。ですから、ここの温泉と碧玉を使った玉造は、太古の時から連綿と続く必然の帰結だったのです。
この温泉街にある玉作湯神社は、そうしたことから玉作神と湯神の二元信仰が根源となっています。
主祭神 : 櫛明玉命
少毘古那神
大那持神
五十猛神
創祀 : 神代 |